ご希望サイズのフロートフレームがない場合、オーダーメイドにて1mm単位でのカスタム対応を承っております。
『お問い合せ』から、1. フレーム名 と 2. 必要な外寸 をご連絡下さい。
またその際、必要となるフレーム外寸の計算の仕方は?またその値段は??など気になることも多いと思いますので、下にまとめてみました。オーダーメイド時のお見積り・ご注文の参考にして頂ければ幸いです。
フロートフレームの研究まとめ
・フロートフレームについて
・キャンバスをフロートフレームに設置する方法
・オーダーメイド時のフレーム外寸・金額の計算方法 <-- 今ここ
・油絵・アクリル絵用のキャンバスサイズ一覧
フレーム外寸の計算方法
必要となるフロートフレームの外寸を求めるには、以下の4つのステップを通して計算することができます。
ステップ1 : 展示物のサイズを理解する
ステップ2 : 希望のフレームの枠幅を理解する
ステップ3 : 展示物とフレーム間の隙間の長さを決める
ステップ4 : 上記ステップ1・2・3の情報を元に、必要な外寸を計算する
では具体的な例で示していきたいと思います。
今回は、A4(210x297mm)サイズのパネルに必要なフレームの外寸を求めていきたいと思います。
ステップ1 : 展示物のサイズを理解する
展示するのは、A4サイズの写真をマウントしたスチレンボード。
A4サイズは、210mm x 297mmの長さになります。
従って、ステップ1の展示物のサイズとは、『210mm x 297mm』ということです。
ステップ2 : 希望のフレームの枠幅を理解する
パネルの展示になるので、今回希望のフレームは『パネル用フロートフレーム04』のナチュラルカラーを選んでみたいと思います。
また、その枠幅は商品仕様にて、5mmであることが確認できます。
従って、ステップ2のフレームの枠幅とは、『5mm』ということです。
ステップ3 : 展示物とフレーム間の隙間の長さを決める
特に決まった値などないので、自由に決めてもよいのですが、フレーム04の枠幅が5mmであることを考慮して、隙間はそれより小さい長さ、今回は隙間を目立たなくピッタリとした展示を行いたいため、2mmと決めたいと思います。
従って、ステップ3の展示物とフレームの隙間は、『2mm』になります。
ステップ4 : 上記ステップ1・2・3の情報を元に、フレーム外寸を計算する
上記の情報を元に、今回必要な外寸を求める式は以下となります。
展示物の長さに、両端2辺分の枠幅+隙間の長さを足した値が必要な外寸です。
式) 展示物長さ + 2(枠幅+隙間) = 必要な外寸
今回の例でいけば、
短辺: 210mm + 2(5mm+2mm) = 224mm
長辺: 297mm + 2(5mm+2mm) = 311mm
ということで、オーダーメイド時に伝える外寸は『224mm x 311mm』になります。
金額の計算方法
オーダーメイドによるフレームのお値段は、『4辺の外寸合計長さ』次第となります。
サイトで商品登録されているフレーム外寸でも、オーダーメイドの特殊な外寸でもm当たりの値段は同じになります。
オーダーメイドによる注文だから高いということはありませんので、お気軽に『お問い合せ』からご連絡下さい。
フロートフレームの値段一覧(1m当たり)
フレーム名 | 金額(税込)/m |
---|---|
キャンバス用フロートフレーム01 | 2500円 |
キャンバス用フロートフレーム02 | 3200円 |
キャンバス用フロートフレーム03 | 2100円 |
パネル用フロートフレーム04 | 1250円 |
パネル用フロートフレーム05 | 1750円 |
*対応できる最大外寸は1400mm x 1400mmまでとなります。
*お値段は1の位を切り上げた金額になります。
上記で取り上げたフレーム04のオーダーメイド外寸『224mm x 311mm』の例でいけば、4辺の外寸合計は、(224mm + 311mmm) x 2 = 『1070mm』となります。
そこから、
・外寸合計mmをmに変換 : 1070mm = 『1.07m』
・04フレームのm当たり値段: 『1250円』
・外寸合計mに 04フレームm当たりの金額を掛ける : 1.07m x 1250円 = 『1338円』
・1の位を切り上げる : 1338円 ⇒『1340円』
以上の計算を行った『1340円』がお見積りのお値段になります。
最後に
そして最後に、パネルをフレームに設置したものが下になります。
パネル展示の良さであるイメージを全面かつ前面に押し出せるポイントを活かしながら、額装による立体感も持たすことができていると思います。
キャンバスやパネルをフレームへの設置の仕方については、『キャンバスをフロートフレームに設置する方法』を参考にしてみて下さい。